マインドマップの書き方を学ぶ意味を教育のプロセスから観る

マインドマップの書き方に対する基本的なご質問

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Q:マインドマップの書き方を学ぶのにどんな意味があるのですか。

A:なるほど、根本的なご質問ですね。マインドマップの書き方を正式に学ぶことに疑問を持つのも事実でしょう。学ぶには、お金も時間も投資するのですから、効果がなかったらと思うと、意味はいかほどあるのか思うのも当然でしょう。加えて、まだやってみたことのないことがどれほどの意味を持っているのか懐疑的になるのは勿論のことです。

しかし、その意味が最初から分かるのなら、マインドマップの書き方は学ぶ必要もないそこの浅いものかもしれませんね。学ぶことの意味が計れないからこそ、マインドマップの書き方を学ぶことが重要なのではないでしょうか。マインドマップの書き方は、実は頭の使い方なのです。

ですから、その書き方を学ぶことに対する疑問は、頭の使い方を学ぶことに対する疑問と言い換えられます。すなわち、当該のご質問は、「頭の使い方を学ぶのにどんな意味があるのですか」とご質問されているのと同義です。

頭の使い方を学ぶのにどんな意味があるのか

頭は、パソコンのようなものです。パソコンは、使い方を学ぶほどに、様々な可能性を私たちに開いてくれます。逆に、パソコンは何ができるのかと言えば、ズバリ何もできないとも言えます。

と言うのは、できるできないは、パソコンが左右するのではなく、もうお分かりのとおりに使用者が決定することだからです。同じように、頭をモデルに創られたコンピュータがそうであるように、頭の善し悪しは、頭そのものにあるのではなく、頭を使うその人ご本人が左右します。そして、残念なことに、多くの人が頭の使い方を学ぶ機会がなく、頭の善し悪しを嘆くだけでした。

同じく、頭の使い方を学ぶことに対する疑問は、車の運転を学ぶことに対する疑問にも底通するでしょう。車が便利さを与えてくれるのではなく、車を人が使うことで便利さが到来します。だから、車の運転を学ぶことに意味がどれくらいあるかは、車を使ってどんな便利さを手に入れたいかが答えてくれます。

繰り返して強調すると、学ぶ対象の意味が分からないからこそ、学ぶべきではないでしょうか。もし、その意味が分かっていたら、探求心が起動することを期待できません。そして、学びへの誘いもないでしょう。

学ぶ主体の変化が意味を変化させる

学びの過程には時を通して、意味を探求していくことで立ち上がってくる学ぶ人の変化があり、学ぶ人の変化があるからこそ、学ぶ対象の意味も変わってきます。

だから、学ぶことの意味はだれも最初から確定できません。できないからこそ、また分からないからこそ、学ぶことには学ぶ主体ごとに様々な意味が立ち上がる。その可能性があるからこそ、学ぶ意味があるのではないでしょうか。

また、学ぶ意味が1つしかなく、つまり最初から決まっているなら、各人があれこれと時間や投資をするなどリスクを取って学ぶ必要は、あまりないかも知れません。袖はなくて、各人が自分に取って大切な意味を見つけられるとき、学びの意味は大きく変化するのではありませんか。

ズバリ言えば、どんな意味があるかは、学ぶ人にかかっています。よって、先の問いに対して「マインドマップの書き方を学ぶことでどんな意味を見いだしたいですか」と問いをもってお答えするのが適切かもしれません。

マインドマップの書き方を学ぶ意味は、言い換えればあなたの頭の使い方を学ぶ意味は、学ぶ主体であるあなた次第です。そして、あなた次第で頭、つまり脳が持つ可能性を大きく開くことも可能です。

さて、マインドマップの書き方を正式に学ぶことでどんな意味をあなたは得たいでしょうか。

マインドマップの書き方に意味を見いだす機会とは

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