【マインドマップ】との出会い
出会いは20年以上前のことです。その当時にチャレンジし続けていたことがありました。チャレンジというとプロジェクトXみたいでカッコよさげですね。実は、毎年のように一級建築士の資格試験に落ち続けていました。
なにせ大学はぎりぎりで入学して、ぎりぎりで卒業した私だったのです。ですから、当時は合格率5%だった一級建築士の試験に易々と合格できるはずもありません。
「俺って頭が悪い」と痛感する毎年でした。そんなある日のことです。その状況を「もう、どうにかしたい」とヒントを探しに書店に出かけました。
思わず手に取った「頭が良くなる本」とは
そこで手に取った本がトニー・ブザン著「頭の良くなる本」。タイトルを目にして「本を読んで頭が良くなるんだったら、試験で苦労なんかしねぇや」と心の中で叫びました。「でも、頭が良くなりたい」と藁をもすがる思いという言葉がありますが、思わずその本をレジまで持っていったのです。
レジに立ったとき、「店員さんに『あっ、この人頭悪いんだ』と思われているじゃないか」と考えるくらい劣等感の固まりでした。書店からでるなり、歩きながら「頭の良くなる本」を読み始めました。
それまで頭の使い方や勉強の仕方を学んだことがありませんでしたから、その本を読んで、正直、驚愕しました。記憶術や読書術、マインドマップといった頭の使い方つまり学び方を学ぶことが具体的に書いてあるじゃないですか。でも、ノウハウが手に入って安心しただけで、実際に試験勉強に使わずに、本試験に落ち続けました。トホホ。
マインドマップを本格的に使った驚くべき結果とは
それから数年が経った時のことです。1992年、記憶力の衰えが気になる30代半ばになり、マインドマップを試験勉強に本格的に使いました。イヤー、さらに驚きました。
以前は途中で諦めていた暗記物、例えば建築基準法の条文が、まるで呼吸するように頭に入るじゃないですか。ついには資格試験の合格証を手に年甲斐もなく「合格だ」と郵便箱の前で小躍りしていたのです。
マインドマップを使って合格できた体験から「頭の使い方を学べば、年齢に関係なく人は頭が良くなる」と実感しました。それが私のマインドマップとの出会いです。
以上が、メンタルリテラシーをマインドマップで年齢に関係なく強化できると確信した経験でした。
【マインドマップ】の活用実績
すでに20年前から試験勉強をはじめ、建築の設計業務や工程管理、読書録や講義録、目標達成や時間管理、思いつく限りの分野にマインドマップを活用してきました。
1999年には建築士として最後の仕事となった工事金の見積額が10億円に達する建築の開発申請から建築確認申請までの設計業務をマインドマップの活用により単独で遂行できたのです。
現在は「実践ブレイントレーナー」として数時間から4日間のセミナーのカリキュラム作成や講義内容の記憶、メルマガやエッセイなどの文章作成にフル活用しています。
【マンイドマップ】に興味を持たれているあなたへ
マインドマップを我流やもどき、「知っている」だけになさっていませんか。もしそうなら、あなたの多彩な脳力がもったいないのです。
ほんの少しの間、マインドマップが習慣になり「年齢や学歴に関係なく頭って良くなるんだ」と実感している自分を思い描いてみてください。もったいないといった理由をつかんで頂けたのではないでしょうか。
マインドマップを習慣に「している」あなたになり、自分本来の輝く可能性を開花させませんか。 その習慣をマインドマップ基礎講座であなたも始めませんか。
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