マインドマップで記憶力や創造力をあなたはもっと強化でき、プロジェクトも上手く創れる

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初めまして。

「マインドマップ資格試験勉強法」著者の近藤哲生です。

マインドマップは書いたことを一望俯瞰できるので目標設定にも最適です。

ただ目標設定はより大きなフレームワークの中でよりよく行うことができるのです。

そのフレームワークがマインドマップでご紹介するプロジェクトです。

目標を達成できるフレームワーク

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さて今回は大きなテーマをご紹介します。

目標設定や行動計画を含むフレームワーク(考え方の枠組み)です。

 

その枠組みを作り込んでいくことで、枠組みを構成する目標達成はより満足感をもたらします。目標達成に至る行動計画は困難を前にしながらも私たちを行動へと誘ってくれます。つまり、目標に向かっているとき、達成を阻む障害や逆境に対して、意欲や行動力を持ち続ける自分でいることができるようになります。

マインドマップで学ぶプロジェクト創作術

プロジェクトととは何か

その枠組みがプロジェクトです。どんな意味でしょうか。

一般的にプロジェクトは企画や計画の意味をなすことは事実です。ところが、ここから取り扱うプロジェクトは別のより大きな意味をなします。

 

というのは、一般的に言う企画や計画はプランであり、プロジェクト(project)は「pro=前に」と「ject=投げる、押し出す」の2つの言葉から成り立っています。前・未来に向かって、自分の思いを投げる、今までの自分が持っていた思考の枠、その外に自分を投げ出すことだからです。

 

ゆえにプロジェクトは壁を破ること、つまり「ブレークスルーをしながらなりたい自分になっていくこと」とも言い換えても良いでしょう。プロジェクトのフレームワークは岸英光氏のコーチング講座から学んだものです。

 

では何がどうあったらプロジェクトなのでしょうか。

もちろん、大幅な売り上げ増進を目指すことや大規模な組織改革を断行することがプロジェクトになることもあります。でも、ここで言うプロジェクトは、それに取り組む人が今までにない姿勢で臨むことなら何でもプロジェクトになります。

 

ポイントは今までにない姿勢です。今までは、やりたいことをやり始めるが、お金や時間、周りの協力がないなど、逆境や障害に出会ったとき、そこで諦めていた。でもこれからは、今度はその壁を打ち破ってことをなそうとする姿勢があることです。

 

社会的に立派なことであるに越したことはありませんが、そうでなくても良いのです。例えば、ダイエットや禁煙など今までに取り組まなかったこと。なかなかできなかったけれど今度こそと成し遂げたいこと。以上のように今までの自分の枠、やる前からできない、やれない、無理だと思っていたパラダイム(思考の枠)を越えて、ゴールを目指して取り組むならば何でもプロジェクトになります。

プロジェクトの構成要素

プロジェクトを創ることで以前より多くのことを満足感とともに成し遂げることが私もできるようになりました。ではプロジェクトについて皆さんと共有しましょう。プロジェクトは、「名称」「副題」「意図」「目的」「目標」「ヴィジョン」の6の要素から成り立ちます。

 

名称はプロジェクトの呼び名です。広告では「キャッチ」の部分です。名前を付けることでプロジェクトを認識でき情報空間に存在させ、思考の中で取り扱い、働きのあるものにすることができます。

 

副題はプロジェクトの概要を表します。広告の「リード文」です。名前が代表していることを分かりやすく簡潔に記述しているものです。この記述に以下の要素を取り入れて成し遂げたいことを端的に説明します。

 

意図はプロジェクトの方向性です。プロジェクトを通して向かおうとしているところです。プロジェクトに取り組んでいるとき、嫌になったり諦めたりくじけたりと起こる結果は様々でもそこに一貫して目指すものを言います。取り組む姿勢と言っても良いでしょう。

 

目的はプロジェクトを通して求めている質です。つまり形や数値で表しにくい心の状態や気持ち、いわゆる成果や価値と言われるものです。例えば、達成感や自己肯定感、尊重と言った心の状態です。

 

目標はここ数回で取り扱ったものです。意図を保ち目的を手に入れるための目安です。達成の状態をその期限と数値で具体的に表したものです。何を、いつまでに、どうすると最低でも3要素で記述します。細かくしていくならNLP式の目標設定法が役に立ちます。

 

ヴィジョンは目標を達成したあとで、プロジェクトの意図にそって見える更に広がる未来の可能性です。まさに達成後に見える更に未来の絵、ヴィジョンです。

 

どうしてこの枠組みで目標を考えておくのでしょうか。

確かに、忙しいので意図だとか目的だとは考えている暇はない。「ドンドンやっていくだけ」と考えるかもしれません。しかし、忙しくても意図や目的と共に目標を枠組みすすめていくことは大切なのです。

プロジェクトつくるメリット

しばしば職場や組織で起こることです。次々に目標を達成したサラリーマンが燃え尽きることがあります。燃え尽きの原因になっているのが「いったい何のためにやっているのか」という疑問です。その疑問に答えがないまま、つまり意図や目的が不明なまま目標に向かって邁進するのは、ガソリンやオイル不足で車を走らせるようなものです。その燃え尽きて心や体が壊れるのは自明の理だからです。

 

また、家族を幸せにするために経済的な豊かさを目指して独立企業した人がいたとしましょう。目標に邁進したらついに潤った生活ができるようになった。ところがそれと引き替えに家族との関係がギスギスしたものになってしまった。これでは何を目的に独立し起業したのか分からなくなってしまうからです。

 

以上から意図や目的と共に目標を枠組む、つまりプロジェクトとして捉えることが大切なのです。枠組むことで何のために目標に取り組んでいたのかを意識することができます。

 

意図を探求する

ではどうやって意図を明確にするかをお伝えしましょう。

 

次のことを自分に質問します。

「目標達成でどんな成果を創りたいですか」・・・「答1」

「答1をすることでどんな成果を創りたいですか」・・・「答2」

「答2をすることでどんな成果を創りたいですか」・・・「答3」

以上のように次々と答の中にある更に深いものを探求していきます。

 

探求を続けていると、心の中でカチッとはまる感じ、暖かい感じ、あるいは何とも言えない良い感じ、といった様々な肯定的な感覚が湧き上がってきます。一連の答が示す方向性、つまり意図が明確になった体の反応です。

 

意図を明確にしておけるように、それを表す言葉をぜひとも目標と共に1つの枠組みに入れておきましょう。例えば「世界平和」と言う自分でなんと大げさだと思える言葉が口から出たとしても、自分に「そうあっても良い」と許可を出しましょう。

 

目的は、NLP式の目標設定でお伝えした目標を達成できた感覚を通した証拠となるものの1つです。目標が達成できたときのイメージを思い描いてみましょう。心の中にどんな絵や声、音が聞こえ、そのときに心にどんな気持ちが湧き上がり、どんな状態になっているでしょうか。それが、求める価値であり、目標を通して手に入れたい質、つまり目的です。

 

ヴィジョンは、周りの人と自分が目標達成をしたあとにどんなことができそうかについて誰かと会話してみると次第に形があらわれます。会話の中から意外と多くのヴィジョンが出てくるものです。

 

目標達成したあとに何もないとぽっかりと心に穴が空いたようなあまり好ましくない状態が来ることがあります。その状態を避ける、意欲を持ち続け未来に向かっていく、それらためにもヴィジョンはぜひ創っておくことをおすすめします。

 

以上述べたように、ぜひ意図や目的とともに目標をプロジェクトとして枠組み、ヴィジョンも創っておくことをおすすめします。

 

以上の流れでプロジェクトの全容を明確にできます。ぜひあなたのプロジェクトをマップにして見ませんか。

 

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あなたもプロジェクト創作をスムーズにすすめられるようになりますよ。

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